興福寺の五重塔
興福寺の五重塔
五重塔も何度か焼けた。現在の塔は創建当時のものではないが、それでも室町時代のものである。1433年に復古再建されたという。この塔は遠望すれば奈良風景に欠かせぬアクセントになっているが、造形的には、奈良にのこるさまざまな古塔にくらべて、優美の点でやや欠ける。たとえば天へ舞いたつ力学的な華やかさ、あるいは軽快さという点で劣り、無用におもおもしすぎる。」
    司馬遼太郎 「街道をゆく・奈良散歩」より
              朝日文芸文庫


 

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